クジラ(鯨)の種類を一覧で徹底比較!日本で見られる有名なクジラも
日本で見られる有名なクジラは?
A.
日本で有名なのはザトウクジラとマッコウクジラです。小笠原や沖縄では冬のザトウクジラ、北海道の羅臼では夏のマッコウクジラに会えますよ!
クジラ(鯨)の種類を一覧で比較!
結論から解説

クジラは世界に約90種いて、歯の有無で「ヒゲクジラ」と「ハクジラ」の2つに分かれます。
代表的な種類の大きさや特徴、日本で見られる有名なクジラ、食用になる種類まで解説しますよ。
違いがわかると、ホエールウォッチングがもっと楽しくなります!
◆ヒゲクジラとハクジラの違いを知りたい方
◆日本で見られるクジラや、食用にされるクジラを知りたい方
◆ホエールウォッチングで会いたいクジラを決めたい方
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クジラの種類は約90種!分類と数を解説

クジラの仲間は、世界で約90種が確認されています。大きくヒゲクジラとハクジラの2つに分かれ、イルカもその仲間です。
まずは分類の基本を押さえましょう!
まずは実際に会いに行こう☆
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クジラの仲間は何種類いる?

東京海洋大学が公開する鯨類の和名リストでは、2024年時点でクジラの仲間は94種とされています。
内訳は、ヒゲクジラ類が15種、ハクジラ類が79種です。
ただし、分類の考え方や研究の進み方で数え方が変わるため、資料によって種類数は少し異なります。
そのため、この記事では「約90種」と覚えておけば十分ですよ。
ちなみに、シャチやイルカもこの鯨類のグループに含まれます。
ヒゲクジラとハクジラの違い

いちばんの違いは、口の中にあるのが「ヒゲ板」か「歯」かです。
ヒゲクジラは上あごに200〜400枚ほどのヒゲ板が並び、海水ごと口に入れた餌を濾し取って食べます。
一方のハクジラは歯を持ち、魚やイカを捕らえて食べるタイプですね。
頭の上にある呼吸用の穴(噴気孔)も、ヒゲクジラは2つ、ハクジラは1つという違いがありますよ。
大きな種が多いのはヒゲクジラで、ハクジラは中型から小型が中心です。ただしマッコウクジラだけは例外的な大きさですよ。
クジラとイルカの違い

実は、クジラとイルカは分類上どちらも「鯨類」の仲間です。
一般には体長4m前後以上を「クジラ」、それより小さい種を「イルカ」と呼びますが、はっきりした線引きはありません。
たとえばシャチは英語で「キラーホエール」と呼ばれますが、分類上はマイルカ科、つまりイルカの仲間です。
ゴンドウクジラも名前に「クジラ」とつきますが、イルカの仲間なんですよ。
呼び名の違いは大きさの目安くらいに考えておくと、わかりやすいですね。
ヒゲクジラの種類と特徴

ヒゲクジラは、ヒゲ板でオキアミや小魚を濾して食べる大型のクジラです。
ホエールウォッチングの主役も、このグループですよ。
有名な3種類を大きい順に見ていきましょう!
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シロナガスクジラ

シロナガスクジラは、地球上に現存する最大の動物として知られています。
体長は23〜27mほどで、記録上の最大は33mを超えるとされています。
体重も約160トンを超えるとされ、まさに桁違いのスケールですね。
食べるのは主にオキアミで、口を大きく開けて突進し、一気に飲み込みます。
商業捕鯨で数が大きく減り、現在は絶滅危惧種に指定されています。
図鑑でも必ず登場する、クジラの代表格ですよ。
ザトウクジラ

ザトウクジラは、ホエールウォッチングでとくに人気の高いヒゲクジラです。
体長は13〜15m、体重は25〜30トンほどで、シロナガスクジラの約半分の大きさです。
体長の約3分の1もある長い胸ビレが特徴で、ジャンプや尾ビレで水面を叩く姿は迫力満点ですよ。
日本では、冬になると繁殖や子育てのために小笠原諸島や沖縄の慶良間諸島周辺にやってきます。
母子で寄り添って泳ぐ姿に出会えることもあり、写真映えも抜群です。
ミンククジラ

ミンククジラは、ヒゲクジラのなかでは小型で、体長は8〜9m、体重は5〜6トンほどです。
とはいえ、大型バスに迫るサイズですよ。
ほぼ世界中の海にすみ、オキアミなどの動物プランクトンや小魚を食べています。
1〜3頭ほどの少数で行動することが多いのも特徴ですね。
日本では現在も商業捕鯨の対象になっている種類のひとつで、食文化とのつながりが深いクジラです。
ハクジラの種類と特徴

ハクジラは、歯を使って魚やイカを捕らえるクジラの仲間です。
種類数はヒゲクジラよりずっと多く、イルカもこのグループに入りますよ。
有名な3種類を紹介しますね。
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マッコウクジラ

マッコウクジラは、ハクジラ類のなかで最大の種類です。
大きな四角い頭と、深い海に潜ってイカなどを食べる生態で知られています。
潜るときに尾ビレを空へまっすぐ突き出す姿は、ホエールウォッチングの名シーンですよ。
1,000m以上の深さまで潜るといわれています。
小笠原諸島の近海にはメスと子どもの群れが年間を通してすんでいて、北海道の羅臼では夏に体長15mを超えるオスに出会えることもあります。
シャチ

白と黒のはっきりした体色と、大きな背びれが目印のシャチです。
英語では「キラーホエール」と呼ばれますが、分類上はマイルカ科で、イルカの仲間では最大の種類です。
大きな個体は体長が7mを超えます。
魚やイカだけでなく、アザラシや他のクジラまで狙う、海の頂点捕食者として知られています。
知床半島の羅臼では、春にシャチに出会えるクルーズもありますよ。
ゴンドウクジラ

ゴンドウクジラは、ずっしりした体つきと短い口先が特徴のハクジラです。
シャチに次いで2番目に大きなイルカの仲間で、体長は6.5mに達する種もいます。
社会性が高く、同じ仲間だけでなく、ほかのイルカやクジラと一緒に泳ぐこともあります。
日本では、ツチクジラやコビレゴンドウなどが、沿岸の小型捕鯨で捕獲されてきました。
ハクジラの仲間は、見た目も暮らしも実に多彩ですね。
日本で見られる・食べられるクジラの種類

日本の近海では、ヒゲクジラもハクジラも見ることができます。
さらに、食文化として親しまれてきた種類もいるんですよ。
見られる種類と食べられる種類を整理しましょう!
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日本近海で見られる有名なクジラ

日本で有名なのは、冬に会えるザトウクジラと、小笠原近海に年間を通してすむマッコウクジラです。
ザトウクジラは、11月下旬ごろから小笠原に姿を見せ、2〜4月にもっとも数が増えます。
沖縄の慶良間諸島周辺には、12月末から4月ごろにやってきますよ。
北海道の羅臼では、春はシャチ、夏はマッコウクジラに出会えるクルーズが運航されています。
種類によって会える場所と季節が違うので、目当てのクジラに合わせて行き先を選びましょう!
食用にされるクジラの種類

日本には昔からクジラのいろいろな部位を食べる文化があり、現在も一部の種類が漁の対象です。
対象になるのは、生息数が十分に確認されている種類だけですよ。
食べられているクジラの種類
日本は2019年7月に商業捕鯨を再開し、ミンククジラ・ニタリクジラ・イワシクジラが対象になりました。
2024年には、ナガスクジラも対象に追加されています。
このほか、ツチクジラやコビレゴンドウなどは、沿岸の小型捕鯨で捕獲されています。
一方、シロナガスクジラは商業捕鯨が中止されていて、食用にはなりません。
クジラの刺身になる部位
刺身では、赤身肉と「尾の身」と呼ばれる部位が代表的です。
尾の身はナガスクジラなどから取れる高級部位で、霜降りのように脂がのった刺身として知られています。
赤身は、北海道の釧路では昔からなじみのある鯨肉で、わさび醤油で食べる刺身が親しまれています。
赤身は高タンパクで低脂肪なのも魅力ですね。
流通量は多くないので、出会えたらぜひ味わってみてはいかがでしょうか?
ホエールウォッチングで出会えるクジラ

日本でホエールウォッチングを楽しめる代表的なエリアは、小笠原諸島、沖縄の慶良間諸島周辺、北海道の羅臼です。
小笠原と沖縄では、冬のザトウクジラが主役になります。
沖縄では慶良間諸島や伊江島周辺によく現れ、遭遇率の高さも紹介されています。
北海道の羅臼では、春のシャチや夏のマッコウクジラが見どころですよ。
野生動物なので必ず会えるとは限りませんが、種類を知っておくと、出会えたときの感動が大きく変わります。
気になる方は、ぜひツアーをチェックしてみてはいかがでしょうか?
クジラの種類に関するよくある質問(FAQ)
分類上はどちらも同じ「鯨類」の仲間で、一般に体長4m前後以上を「クジラ」、それより小さい種を「イルカ」と呼びます。ただし線引きははっきりせず、シャチやゴンドウクジラのように、名前と関係なくイルカの仲間もいますよ。
小笠原では11月下旬ごろから姿を見せ、2〜4月にもっとも数が増えます。沖縄の慶良間諸島周辺には12月末から4月ごろにやってきますが、野生動物なので必ず会えるとは限りません。
刺身では赤身や「尾の身」が代表的で、ミンククジラの赤身やナガスクジラの尾の身などが知られています。流通量は多くないので、味わえる機会があればぜひ試してみてくださいね。
まとめ

クジラの仲間は約90種で、歯の有無によってヒゲクジラとハクジラに分けられます。
シロナガスクジラやザトウクジラ、マッコウクジラなど、種類ごとに大きさも暮らしも違いますね。
日本でも、冬のザトウクジラや羅臼のシャチ・マッコウクジラなど、会える種類は場所と季節によってさまざまです。
気になる種類が見つかったら、ぜひホエールウォッチングで実際に会いに行ってみましょう!
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